日本分子生物学会第13期、第14期第1回合同評議員会報告

日時:2005年4月2日(土)14:00~17:30
場所:東京国際フォーラム G510

出席者:
第14期
石川冬木、上村 匡(13期編集幹事)、大隅典子、岡野栄之、押村光雄、影山龍一郎、勝木元也、後藤由季子、小原雄治、島本 功、田賀哲也、田中啓二、田矢洋一、辻本賀英○、中山敬一、花岡文雄(13期編集幹事)、水野 猛、柳田充弘○、山村研一、山本 雅、山本雅之
〔欠席者:阿形清和、秋山 徹、郷 通子、竹市雅俊、谷口維紹○、鍋島陽一○、 本庶 佑、宮園浩平〕
(○印は第13期より)
第13期
山本正幸、荒木弘之、伊藤文昭、大石道夫、小川英行、品川日出夫、杉野明雄、広瀬富美子、升方久夫、蓑島伸生、多羽田哲也(庶務幹事)、杉本亜砂子(会計幹事)、飯野雄一(広報幹事)、松本智裕(集会幹事)、 大坪久子(男女共同参画)、
五十嵐道弘(木南第5回春季シンポジウム世話人代理)
〔欠席者:相沢慎一、岡田清孝、工藤 純、桑野信彦、近藤寿人、榊 佳之、篠崎一雄、清水信義、清水淑子、月田承一郎、長田重一、中西重忠、西田栄介、町田泰則、御子柴克彦、諸橋憲一郎(集会幹事)、 木南 凌(第5回春季シンポジウム世話人)、佐方功幸(第28回年会長)〕

議事:

  1. 山本会長ならびに多羽田庶務幹事より第13期の活動が報告された。概略は以下の通りである。
    • 2003年から日本分子生物学会三菱化学奨励賞が新設され、毎年授賞件数は2件以内を原則に選考を行った。なお、受賞者が1名の場合、授賞件数枠は次年度に繰り越すことが可能である旨、説明がなされた。
    • 第14期評議員選挙の際、評議員候補者参考リストを作成するといった選挙制度の変更を行った。
    • 日本学会事務センターが昨年8月に破綻し、執行部としてその対応に追われたが、幸いなことに学会(事務局本部)として経済的損害はなかった。
    • 将来計画委員会の検討結果に基づき、IUBMB2006を2006年度本学会年会に位置づけ、これに伴い、2006年は春季シンポジウムに代わり、規模を大きくした冬季シンポジウムを開催することとした。
  2. 杉本会計幹事より2004年度会計収支決算(見込み)が報告された。学会事務センターの破産による被害はなかったことと、寄付金収入、一般事務費の節約により、全体としては約780万円の、繰越金増(見込み)の予定である。
  3. 松本集会幹事(第27回年会)から、第27回年会の収支決算が報告された。年会会計については公認会計士による監査を受け、適正な経理がなされているとの報告を受けた。
  4. 五十嵐第5回春季シンポジウム世話人代理より、準備状況が説明された。
  5. 多羽田庶務幹事(佐方第28回年会長代理)より、配布資料に基づき、年会の準備状況が説明された。
  6. 花岡編集幹事よりGenes Cellsの刊行状況が報告された。引き続き、山本会長よりGenes Cells誌の所有権等についての説明がなされた。従来、Blackwell社がGenes Cells誌の所有権を100パーセント持っていたが、学会と出版社の間で協定改定の話し合いを行った結果、2006年1月以降は日本分子生物学会とBlackwell社が半分ずつ所有することで合意した。
  7. 大坪男女共同参画ワーキンググループ委員長より、「ライフサイエンスの分野における男女共同参画の推進に関する提言」について詳細説明があり、学会として公式に内閣府へ同提言書を提出することとなった。
  8. 山本会長(中西第29回年会長代理)ならびに杉野IUBMB組織委員より、配布資料に基づき第20回国際生化学・分子生物学会議の準備状況が報告された。IUBMB2006事務局より本学会あてに一般演題査読委員(39名)の委員候補者推薦依頼があったことを受け、投票により候補者名簿を作成し、最終候補者の決定は第14期会長に一任された。引き続き、プログラムと抄録集の発行、製作(印刷代)、配布方法につき討議された。本学会としては、プログラムについては印刷版を会員配布せず、ホームページ公開を利用したらどうか等の意見が出された。抄録集発行に伴う本学会の経費負担(印刷代、送料)については、今後第14期執行部にてさらに検討していくこととなった。
  9. 山本会長(町田2006年冬季シンポジウム世話人代理)より、配布資料に基づき、準備状況が報告された。
  10. 山本(雅)第30回年会長より年会の準備状況と決意表明がなされた。
  11. 山本会長より「生物科学学会連合」ならびに「国際生物学オリンピック」についての報告がなされた。
  12. 第14期評議員の互選により、第14期会長に花岡文雄氏を選任した。副議長には田矢洋一氏が選出された。各種委員会構成ならびに幹事の選任については、花岡会長に一任することにした。