研究倫理委員会企画・研究倫理フォーラム「ラボノートの書き方、生データの記録や保存の仕方」開催のお知らせ

 

特定非営利活動法人 日本分子生物学会
第20期理事長 杉本亜砂子
研究倫理委員長 塩見春彦

 

第41回(2018年)横浜年会初日夜のフォーラム枠にて、研究倫理委員会企画による研究倫理フォーラムを開催いたします。
今回は「ラボノートの書き方」を「なぜラボノートを取るのか」という実用的な切り口から知るためのアプローチとして、知的財産管理(知財)の専門家をお招きし、ラボノート、データ、サンプルの管理について考えます。
特許など知財の基準からはどのようなラボノート、データ、サンプルの管理が求められており、それに対して研究の現場では実際のところどのように運用しているのでしょうか。 「データをどう残していくか」というのも大きな課題です。研究者の異動があってもラボノート・データ・サンプルなどが健全に継承・継続される仕組みや、他の研究者が使っても同じ結果を引き出せるようなデータベースを作るには、どうすれば良いのでしょうか。
またラボノートに関連するトピックとして、中長期的にみると今後大部分のラボで電子ラボノートへと移行することが予測できます。現状での電子ラボノートのメリットや可能性、今後起こりうることや問題点、注意点などについてもディスカッションしたいと思います。
会場では参加者の皆様にもいろいろお尋ねしますので、ご協力をお願いいたします。

■日時:11月28日(水)19:15~20:45
■場所:パシフィコ横浜 会議センター3階304(第5会場)

●講演
「ラボノートの管理と活用~知的財産の観点から~」
隅藏 康一(政策研究大学院大学)

●聴衆参加型ディスカッション
ファシリテーター:
塩見 春彦(委員長/慶應大)、木村 宏(東工大)、胡桃坂 仁志(東大)、菅澤 薫(神戸大)、阿形 清和(次期理事長/学習院大)

※会場では軽食(150食程度)をご用意いたします。

※参加者の皆様にご自身のスマートフォン・タブレット端末等から専用サイトへアクセスしていただき、設問への回答結果などを会場のスクリーンにリアルタイム表示する「ケータイアナライズシステム」を導入します。