第16期 将来計画検討委員会 提言

会員各位

12月6日開催の第16期第4回理事会におきまして、「第16期 将来計画検討委員会 提言」が提出されました。会員の皆様に提言内容を公表いたします。

2010年12月14日
特定非営利活動法人 日本分子生物学会
第16期 理 事 長 岡田清孝
庶務幹事 石野史敏

第16期 将来計画検討委員会 提言

2010年12月6日

第16期将来計画検討委員会において、2009年9月、11月、12月、2010年5月の計4回の会合を持ち、検討を重ねた。本日、『第16期 将来計画検討委員会 提言』を提出・報告します。

日本分子生物学会 第16期 将来計画検討委員会
山本正幸(委員長)、荒木弘之、篠原 彰、杉本亜砂子、水島 昇、宮園浩平

国際対応について(課題、基礎科学の現状認識 / 学会の役割.に関係して)
提言1:あらたな国際シンポジウム企画、ならびに、春季シンポジウムのあり方について

  • 国際対応の一環として、今後、新しい国際シンポジウム企画を立ち上げることを提案したい。
  • 会期は年会前日の2日間とし、可能な限り、年会で確保している会場を融通させてもらうこととする。
  • 同国際シンポジウムは、年会とは独立したサテライトの位置付けとし、シンポジウムセッションとしては3つ程度(予算の目安は300万円×3テーマ)を企画し、2014年の年会より継続的に開催できることを目標にしたい。
  • 現行の春季シンポジウムについては、2013年以降は、理事会(理事長)からの世話人指名(依頼)ではなく、公募の形式に変えていき、またその実施も隔年開催といった選択肢もあり、新しい国際シンポジウム開催と合わせて、予算対応を図ることとしたい。

年会のあり方(開催形式、年会長と理事会の責任分担 等々)について
● 提言2:年会のあり方について

  • 本学会のオリジナリティを尊重して、他学会との合同開催は2~3年に1度とし、2年連続しての合同開催は避けることが望ましい。
  • 合同開催を実施する場合、そのパートナーとなる学会は幅広く視野に入れるよう、配慮することとしたい。
  • 年会長が年会運営のための組織委員会を設置するに際して、必要に応じて(年会長から要請があった場合)、年会長所属の1施設だけでなく、全国規模の複数の施設から組織委員を人選することも可能とする。
  • 海外招待講演者だけではなく留学生にも配慮し、一般論として、ゆるやかな英語化を進める必要があることを、理事会ならびに今後の年会長(年会組織委員会)への申し送りとしたい。
  • 本委員会においては、4回の会合を開催し、年会のあり方についての議論を重ねたが、ほぼ現状追認の検討結果となった。本提言については、5年後を目処に、再検討・見直しを行うことを申し送ることとする。