第12期、第13期第1回合同評議員会報告

日時:2003年4月1日(火) 14:00~17:30
場所:東京ステーションホテル「牡丹の間」

出席者:

第13期
荒木 弘之(12期庶務幹事)、伊藤 文昭、大石 道夫*、小川 英行*、工藤 純、近藤 寿人、品川日出夫*、清水 信義*、清水 淑子、杉野 明雄、辻本 賀英、中西 重忠*、西田 栄介*、花岡 文雄*、広瀬富美子、升方 久夫*、蓑島 伸生、柳田 充弘、山本 正幸*
(*印は第12期より引き続いての評議員)

[欠席者:相沢 慎一*、岡田 清孝*、桑野 信彦、榊 佳之*、篠崎 一雄*、谷口 維紹、月田承一郎*、長田 重一、鍋島 陽一*、町田 泰則*、御子柴克彦*]

第12期
小川 智子、新井 賢一、大坪 栄一、岡野 栄之、勝木 元也、藤井 義明
仁木 宏典(会計幹事)、山本 雅之(編集幹事)、嶋本 伸雄(広報幹事)、佐竹 正延(集会幹事)、押村 光雄(第3回春季シンポジウム世話人)

議事:

  1. 小川 智子会長より、第12期の活動が報告された。概略は以下の通りである。
    • 2001年より春季シンポジウムを開催した。異なる分野の優れた研究者の発表を1つの会場で聞くことができ、大変有意義なものとなっている。また、地方で開催することにより、地域の研究者への刺激となるとともに、公開講演会の開催により一般市民への啓蒙活動となっている。
    • 生物科学会連合の提案による新しい生物教科書の作成に賛同し、作成委員会に委員を送った。教科書作成は現在進行中である。
    • 学協会男女共同参画連絡会の立ち上げの呼びかけに呼応して、その重要性に鑑み、同会に加盟し、本学会内にも男女共同参画に関するワーキンググループを作った。今後の活動が課題である。
    • 年会の規模が大きくなるにつれ、運営費が巨額になるため、年会の会計報告を評議員会で行うようにした。今後も、年会運営については議論の必要がある。
    • 新たに学会内に賞を設けることとした。詳細は項目7および別掲参照。
  2. 仁木 宏典会計幹事より2002年度会計収支決算(案)が報告された。また、会報No. 74の電子化により292万円の節約になったことが報告された。なお、No. 75については年会参加費の振込用紙を送付するため、No. 76については年会プログラムと同封するため、現段階では電子化は予定していない。
  3. 藤井 義明第25回年会長から、第25回年会の収支決算が報告された。また、収支決算に関して、運営経費が巨額化していることから、公認会計士による監査を受け、適正な経理がなされているとの報告を受けているとの説明があった。
  4. 押村 光雄第3回春季シンポジウム世話人より、準備状況が説明された。
  5. 勝木 元也第26回年会長より、年会の準備状況が説明された。
  6. 山本 雅之編集幹事より、Genes to Cellsへのelectric submissionを行えるようにするためのセットアップ費用の負担を学会にお願いしたいとの発言があり、了承された。また、柳田編集委員が富澤編集長を補佐して編集業務を一部担当するための秘書経費を支出することを承認した。
  7. 花岡 文雄賞推薦委員会委員長から、三菱化学より申し出があり委員会で検討してきた賞について、その名称を「日本分子生物学会三菱化学奨励賞」とすること、ならびに同賞の要項の制定および同賞推薦に伴う学会細則の変更について提案があり、了承された。(要項および細則変更については別掲)
  8. 中西 重忠委員(IUBMB総会プログラム委員長)より、日本生化学会との協力で招致した2006年IUBMB総会(国際生化学・分子生物学会議:京都で開催)の準備状況について説明があった。日本分子生物学会としては、IUBMB総会開催に協力するため、2006年には例年どおりの年会は開催しない方向で検討することとした。
  9. 評議員選出に関して、選ばれた評議員の所属に偏りが出たことなどの問題が取り上げられ、今後選出方法等について検討していくこととした。
  10. 第13期評議員の互選により、第13期会長に山本 正幸氏を選任した。副議長および幹事の選任については、山本会長に一任することとした。