特定非営利活動法人 日本分子生物学会 第19期新理事会準備会議記録

日 時:2014年9月20日(土)14:00~16:10

場 所:フクラシア東京ステーション6階会議室

出席者:第18期
大隅典子(第18期理事長)、石野史敏(第18期庶務幹事)
第19期
荒木弘之、上村 匡、大隅良典、岡田清孝、影山龍一郎、小林武彦、小安重夫、相賀裕美子、塩見春彦、塩見美喜子、篠原 彰、白髭克彦、眞貝洋一、杉本亜砂子、田畑哲之、仲野 徹、長田重一、林 茂生、水島 昇、山本正幸、吉田 稔、吉村昭彦、渡邊嘉典 第19期理事 以上23名

委任状:一條秀憲、貝淵弘三、粂 昭苑、斎藤通紀、佐々木裕之、高橋淑子、深水昭吉 以上7名

事務局:福田 博(記録)、並木孝憲、山口恵子、金子香奈里
 

本会議成立について:
 石野史敏庶務幹事より、本会議の開催の位置付け・成立につき、定款(抜粋)の説明がなされた。第19期理事会任期に入る前の準備会議ではあるが、その取り扱いは理事会に準ずることが確認された。19期理事23名が出席し、委任状7名を受理しており、本会議は細則第4章第8条により成立する旨、報告された。

議事録署名人の選任について:
 大隅典子第18期理事長より、議事録署名人として、杉本亜砂子19期理事と水島昇19期理事が指名され、承認された。
 

議 事:

1.第19期理事長(任期:2015年1月より2年間)の選出
 議事に先立ち、大隅理事長より、フランクな意見交換をするために本学会に関係する一言を副えて自己紹介をしてはどうかとの提案がなされ、出席者全員より自己紹介がなされた。
 第18期理事会の大きな課題として、17期より持ち越しとなった研究倫理対応があり、その活動概要につき大隅理事長より報告がなされた。出席者より、STAP 細胞論文問題等への理事会対応、ならびに声明等の公式見解を学会ホームページに掲載する際のプロセスについて質問が出され、議論がなされた。
 研究倫理問題だけでなく、学会のあり方、社会との関わりと情報発信の仕方、そのような様々な課題に対して、今後、理事会(理事長)はどのようなスタンスで臨むのか、等々を考慮して理事長を選任することが重要であろうとの意見が提出された。
 その後、事務局より理事長選出に関する細則(第2章第3条)の説明が行われ、再度、意見交換が行われた後、19期理事により投票が行われ、第19期理事長として荒木弘之氏が選出された。
 

2.第19期副理事長の件
 事務局より細則第4条(副理事長の設置)の説明がなされた。荒木第19期理事長より、設置する副理事長の人数の検討を含め少し時間をいただきたい、との申し出があり、本件については次回の定例理事会(11/24開催予定、18期19期合同理事会)の議案とし、あらためて選任手続きを取ることとなった。
 

3.その他

 1)第38回年会(BMB2015)準備状況報告
 影山龍一郎第38回年会長(19期理事兼)より、開催企画の概要(会期、会場、組織委員、プログラム案、会計体制(生化学会との合同開催のため、会計案分は分生6:生化4とする))の報告がなされた。
 引き続き、『年会発表オンライン要旨のWeb保管・運用』について、説明がなされた。本学会は2009年より年会の印刷版要旨集を取りやめ、オンライン要旨システムに切り替えてきた。従来、このオンライン要旨の公開(システム運用)は年会終了後の翌年3月末を期限としてきたが、第38回年会(BMB2015)においては、オンライン要旨の継続的保管の観点を考慮し、年会要旨Webシステムを翌年3月末で閉鎖せず、そのまま継続的にWeb運用を行っていくことを提案したいとの説明がなされた(これにより、生化学会側のオンライン要旨公開条件とも同様となる)。
 過去に採用したいくつかのシステム会社と異なり、第37回年会より採用しているアトラス社においては、年会終了後の翌年4月以降、同Webシステムを継続利用しても、システムの運用費/サーバ費用が一切かからないことを事務局にて確認している(*今後、同システムは複数年の横断検索も可能となる予定である。アクセス出来るのは年会参加登録者に限られており、従来どおりの公開制限はかかっている)。
 影山年会長からの提案に対して、いくつかの意見が提出された。本件については、次回の定例理事会にて再度検討を行った上で決定することとなった。
 

 2)生物科学学会連合・次期代表候補者の推薦について
 過日、第18期理事会にて標記候補者の推薦依頼を行った結果、候補者2名の推薦があり、執行部による検討の結果、山本正幸会員(19期理事兼)を次期の生科連代表候補者として推薦することとした旨、大隅理事長より報告がなされた。同代表は10月11日に予定されている生科連会議で決定される予定である。
 なお、現理事長、18期庶務幹事ともに都合により同日の生科連会議へ出席出来ないため、話し合いの結果、理事長代理として小林武彦19期理事が出席することとなった(小林19期理事は、現在、分子生物学会からの派遣で、生科連ポスドク問題検討委員長を担当している)。
 

 上記、第19期新理事会準備会議の議決および確認事項を明確にするため、この議事録を作成し、議事録署名人はここに記名押印する。
 

   2014年9月20日

特定非営利活動法人 日本分子生物学会 第19期新理事会準備会議

議    長  大 隅 典 子

議事録署名人  杉 本 亜砂子

議事録署名人  水 島   昇