第4回(2016年)日本分子生物学会国際会議支援 募集のお知らせ

2015年1月5日

 日本分子生物学会では、昨年に続き、2016年(2016年1月~12月)に開催計画のある国際会議に対しまして支援事業(開催補助金の助成)を行いますので、ここにお知らせいたします。
 科学のグローバル化が進む一方で、国際会議を通しての情報の交換は科学の大きな必須手段の1つとなっています。しかし、日本で開催される質の高い国際会議の数は増えていない状況があります。また、関連分野の最新の研究に若い時から接することは優秀な研究者を育てる上で要の1つと考えられます。本支援は、日本(あるいはアジア)発のoriginalityの高い国際会議を育て、若手研究者をサポートすること、日本発の研究を世界に向けて発信する場を設けることを目的として立ち上げられました。
 本国際会議支援(開催補助金の助成)を希望される方は、下記の要項に従って、奮ってご応募ください。

特定非営利活動法人 日本分子生物学会
第19期理事長 荒木弘之


【第4回(2016年)の応募は締め切られました】

■募集要件

1. テーマ:分子生物学の分野ならどのような分野でも可-新しい領域、外国では見受けられないユニークなテーマが望ましい。

2. 開催規模:参加人数は50名以上200名程度までとし、そのうち外国からの参加者が少なくとも20%程度いること、さらに口頭発表者の中で外国人が3割以上を占めることが望ましい。

3. 開催の形式:

1)分子生物学会会員が主催者あるいは共同主催者であること。教育・研究機関の主催、研究費主催のものは除きます。(組織委員(国内)については、できるだけ本学会への入会を推奨します)

2)共催:他の団体との共催は可とするが、その場合、参加費に関して分子生物学会会員価格(特に学生会員を考慮されたい)が設定されていることが望ましい。

4. 留意事項:

1)できる限り、国内の若手研究者の口頭発表の機会を作ることが望ましい。

2)本学会年会のサテライト会議(年会会期前後または近い時期での開催.開催場所は問わない.)とすることが望まれるが、他の時期・場所での開催も可能である。

3)会議開催に際しては、分子生物学会が用意している支援システム(JTB西日本による国際会議トータル支援システムを長期契約のもとに割安価格で使用)、①基本システム代金:23万円(事前参加登録受付・演題投稿受付・カード決済等の基本システム設定)、②オプション/メインHP代金:25万円(全体デザイン・ページレイアウト・サーバ管理12ケ月・更新メンテナンス12ケ月)、③オプション/オンライン査読システム:8万円、④オプションその他、のうち 基本システム①を必ず使用することを応募条件とします。

4)支援が決定した後は、主催者は各種の報告書・広報ポスター・国際会議HP等に本学会からの支援を受けて開催されることを、表示する義務を負うものとします。

5)採択された場合には、会議終了後、開催責任者にミーティングレポートを執筆いただきます。学会誌「Genes to Cells」に掲載しますことをご了解ください。

6)残金が出た場合、補助金の返還を求めることがあります。

■開催補助金と件数

援助する金額は、一件あたり200万円~300万円。年間2~3件。開催期間・参加予定人数によって金額の変動あり。学術振興会の国際会議等の大型支援を助成された場合は多少の減額あり。
(補助金の使用用途は限定せず自由度を持つものとします。他経費で補えないものが望ましい。ただし国際会議終了後、本学会への会計報告(収支決算書概要)提出の義務を有します。また、分子生物学会から支援を受けたことを、HP、要旨集などに明記いただきます。)

■応募方法

申請書は、ここからダウンロードして使用してください。
所定の申請書に、国際会議の目的、形態、予定講演者、おおよその予算規模と使用用途等を記載し、学会へ提出してください。

■申請書送付先

〒102-0072 千代田区飯田橋2-11-5 人材開発ビル4階
日本分子生物学会 国際会議支援・選考委員会 御中
TEL:03-3556-9600
E-mail:info@mbsj.jp

■締切期日

2015年2月27日(金)(必着)

■スケジュール(開催補助金の交付)

 ○2015年2月27日:応募締切
 ○2015年3月~4月:選考
 ○2015年5月:補助金の交付(予定)

■選考

国際会議支援・選考委員会が選考に当たり、理事長承認のもとに決定します

第19期 国際会議支援・選考委員会
篠原 彰(委員長)、眞貝洋一、杉本亜砂子、田畑哲之、仲野 徹