掲載中の情報(詳細)

・投稿者名
林 茂生

・渡航した国
アメリカ、ギリシャ

・渡航の目的
Gordon Research Conference、EMBO Workshopへの参加、研究室訪問

・渡航の時期と滞在した日数
2022年5月28日~6月27日(31日間)

・体験談
 出国前日にPCR検査を受けて出発。米国入国時の検疫は検査証明のプリントとワクチン接種証明のQRコードを見せて問題なく通過。米国―ギリシャ便はワクチン接種、事前検査が不要となっていた。空港、機内ではマスクは多いが市内の屋外ではほとんどマスクなし。帰国72時間になり、PCR検査を受診即日結果を受け取りMySOSアプリに登録。翌日には承認されたようで画面が青になっていた。帰国時検疫はこのアプリ画面を見せて係員が動線を振り分ける。感染者との接触があった旨を申告していたが健康面で注意するように指示を受けた上で、着陸後30分程度で入国手続き完了。
 Gordon Research Conferenceや訪問したWoods Hole海洋生物学研究所では事前にワクチン接種、PCR検査結果の提出を求められ、室内でのマスク着用の徹底を求められた。講演中と食事中はマスクを外す。日本に多い机上の透明な仕切りはない。EMBO Workshopでは食事が屋外のテラスだったので室内でのみマスク。
 Gordon Research Conferenceでは感染者の話は聞かず、オーガナイザーが用意した検査キットも余っていた。EMBO Workshopでは106名の参加者中5名程度が出発前検査でコロナ陽性になりキャンセル。会期中に2名が発症で隔離。会場から部屋にzoomで中継することとなった。自分自身は帰国後も抗原検査を繰り返しているが陰性で健康状態も良好である。
 オンサイトのミーティングは交流の密度が高く価値あるものだったが感染防止への備えは怠るべきではないと感じた。多くの人が感染キットを持参して毎日検査していたようだ。

 

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