2016年4月18日
このたびの地震で被災された皆様へ心からお見舞いを申しあげます。多くの方々が犠牲になり、深く哀悼の意を表します。余震のなかでの生活を余儀なくされている方々が、一刻も早く平穏な生活ができるようになることを心より願っております。
今現在、地震下で避難生活のため研究どころではない状況のようですが、建物の損傷、機器の破損、研究室のサンプルの混乱などから察するに、この地域での今後の研究活動に大きな支障が出ていると予想しています。
日本分子生物学会としては、出来るだけこの地域の学会員を支えていきたいと考えています。2011年3月11日の東北大震災の際は、研究員の受け入れが可能な機関の情報等をホームページで公開してきました。今回もこの活動をする予定ですので、支援を必要としている方、支援を予定されている機関等の情報をお知らせいただければ対応したいと思います。また、機関単位でなくとも関連研究室間での支援や研究員・学生の受け入れ・派遣などについてもサポートしたいと思いますので、そのような情報も合わせてお知らせいただければ幸いです。
会員の皆様におかれましては、ご要望や研究をサポートするためにどんなことでも良いので、ぜひ、ご提案をお寄せいただければと思います。特に、皆様のご経験などから、より実践的なアイディアをお知らせいただけると助かります。
今後の皆様からのご協力をお願い申し上げます。
日本分子生物学会
理事長 荒木弘之