日本分子生物学会第10期、第11期第1回合同評議員会報告

日 時:平成11年4月1日(木) 15:30-19:00
場 所:東京ステーションホテル「藤の間」

出席者:第10期
大石道夫、饗場弘二、品川日出夫(以上評議員)、丹羽修身(庶務幹事)

出席者:第11期
池田日出男、石浜 明*、磯野克己、大塚栄子*、大坪栄一、小川智子、勝木元也、杉野明雄*、
谷口維紹*、辻本賀英*、鍋島陽一、花岡文雄、本庶 佑、柳田充弘*、山本 雅、山本正幸
                       (* 印は第10期より引き続いての評議員)

[欠席者=近藤寿人*、長田重一*、松原謙一*、吉川 寛*]

議 事:

  1. 大石会長より、第10期の日本分子生物学会の主な活動について報告がなされた。懸案の日本生化学会との関係については2006年のIUBMB総会招致など協力すべきことは多いが、団体の合併問題については、両団体の組織形態の違いなと困難な問題が存在し、今後の検討課題として残された。雑誌Genes to Cellsの購読数と投稿論文数の増加のために引き続き努力されたことが報告された。
  2. 丹羽庶務幹事より第10期の実施業務が報告された。また、会員数の増加に伴い入会手続きがオンライン化されることになること、生物科学・学会連合の活動について報告がなされた。
  3. 花岡会計幹事より1998年度の会計収支決算報告がなされた(別掲:会計収支決算報告)。
  4. 本庶組織委員長から2006年のIUBMB総会について、日本生化学会との協力で招致するとの方向で活動が進んでおり、組織の概要と主な人選について固まりつつあること、開催地は京都とすることなどの報告があった。
  5. 第11期評議員の互選により、第11期会長に柳田充弘氏を選任した。
  6. 第11期副議長に小川智子氏を選出し、会計監査に品川日出夫、武田俊一氏を選んだ。さらに各幹事、委員の委嘱・選出がなされた。なお、編集幹事については2名とすることとし、このため日本分子生物学会細則弟14条第3項を変更することを議決した。
  7. 山本編集幹事(第10期・第11期)よりGenes to Cellsのオンライン購読について、2000年以降全会員が自由にオンラインアクセスできるようにするためBlackwell社と学会が一括契約する案が紹介され、その方向で進めることで合意をみた。
  8. 杉野将来計画委員会委員長(第10期・第11期)より学会としてAMBO コースの支援を行いたいとの提案かなされ、異議なく認められた。