本学会名誉会員である富澤純一博士と故・桂子夫人は、分子生物学に関連する生命科学の基礎的な領域において独創的な研究を行いつつあるが研究費に恵まれない若手研究者の助成を目的として、日本分子生物学会に私財をご寄付くださいました。理事会ではこれをありがたくお受けし、基金運営委員会を立ち上げ、本年の年会時に若手助成事業への応募要項を発表できるよう準備を進めています。対象は原則39歳以下の若手研究者(経歴などで特別な事情がある場合を除く)とし、毎年5名程度の方に1名あたり約300万円を贈呈する予定です。使途については、研究の推進に関係していれば、かなり自由度の大きいものになる予定です。
正式発表(12月8日開催:第33回通常総会)までは事務局では応募要項等についての問い合わせには応じられません。あしからずご了承ください。
2010年11月
特定非営利活動法人 日本分子生物学会
第16期理事長 岡田 清孝
「日本分子生物学会 若手研究助成 富澤純一・桂子 基金」
基金運営委員会委員長 山本 正幸